Fixin パテラ整復のための矯正骨切り術セミナー レポート
6月22日、23日、24日の3日間『Fixin パテラ整復のための矯正骨切り術セミナー』を開催しました。
講師はAnimal Clinic Bila Hora院長 Jan Hnizdo先生(チェコ共和国)と整形外科専門の動物病院Bonematrix院長 Jorge Leite先生(ポルトガル)、通訳は久保田朋子先生に務めていただきました。
Jan先生は、Fixinのシステム開発者でもあるMassimo先生にTPLOと変形矯正を教わり、Intrauma社のシンポジウムや2022年ESVOT(ヨーロッパの整形外科学会)の講演者として招聘されております。
Jorge先生は大学卒業後、フリーランスとしてポルトガル中で骨折治療とTPLOの手術をして回られていました。2015年頃からポルトガル国内でセミナーを開催されるようになるとヨーロッパでお名前が広く知られるようになりました。Massimo先生からTPLOと変形矯正を教わり大きな影響を受けられたそうです。
講義では脛骨の捻転測定方法と治療法、大腿骨の捻転の矢状面変形の測定方法の基本的な知識から実際の臨床例について動画を交えながら丁寧に解説されました。講師の先生方は日本の先生方に少しでも多くのことを伝えたいとの思いから、大変熱心に講義をされており、参加された先生方にもその熱意が伝わったかと思います。
実習ではFixin miniシリーズのプレートを用いて骨モデルにプレーティングを行っていただきました。Jan先生は参加者からの質問に一つ一つ丁寧に説明されており、Jorge先生は「誰一人としておいてけぼりにせず、呼ばれる前に行く!」ことを意識されており、精力的に各テーブルを回ってアドバイスされていました。
ご参加いただいた先生からは、「実習で各先生に直接丁寧に教えていただき、骨モデルと実際の症例での違いも教えていただきました」や「講師の先生も親切でとても充実した内容だった。ちょっとしたコツも聞けてよかった」など大変ご好評いただきました。今後も皆様からのお声をもとにより充実したセミナーとなるよう努めて参ります。
次回以降のセミナー情報は詳細が決定次第、当社のメールマガジンやwebサイトにてご案内させていただきます。ぜひご参加ください!