開催レポート IMEX創外固定ワークショップ ベーシックリニアコース in 大阪

1月16日、大阪にて『IMEX創外固定ワークショップ ベーシック リニアコース』を開催いたしました。

今回で3回目を迎えた本ワークショップ。講師には前回に引き続き、横浜青葉どうぶつ病院の古田健介院長、インストラクターには同病院の萩原崇先生を迎えました。
今回は、これから整形外科に注力される先生から、既に症例を重ねつつ更なるスキルアップを目指す先生まで、計28名の先生方にご参加いただきました。回を重ねるごとに高まる創外固定への関心の高さが、会場の熱気からも伝わってくる一日となりました。

前半の講義では、リニア型創外固定の基礎からフレーム構築、術後管理に至るまで、臨床に直結する幅広い知識が共有されました。「自由度が高いからこそ、症例ごとの最適解に悩む」という参加者の声に対し、古田先生は豊富な経験をもとに、フレームごとの強度や選択基準を論理的に解説されました。
適切なサイズ選択の重要性や、一見複雑に見える多種多様な器具の役割を明快に紐解くレクチャーに、多くの先生が深く頷きながら聞き入っている姿が印象的でした。

後半の実習では『ダブルレンチ法』の練習から始まり、木片や骨モデルを用いた実践的なトレーニングを実施。2名1組のチームで、試行錯誤しながらフレームを構築しました。

 特筆すべきは、構築したモデルの強度差を肌で感じるプロセスです。講義で学んだ理論が、実際の手応えとして現れる瞬間に「これほど違うのか」と驚きの声が漏れる場面も見られました。古田先生・萩原先生が各テーブルを回り、ピン挿入の細かな角度や手術を想定した直接指導が行われ、密度の大変濃い時間となりました。

ダブルレンチ法 創外固定フレームを組むうえで最も基本的かつ重要なテクニック。2本のレンチを使用してクランプとピンの位置を変異させることなく固定する事がポイント。

最後に、本セミナーが先生方の明日からの臨床に役立つ一助となれば幸いです。創外固定の基礎を学びたいというニーズは依然として高く、今後も皆様の期待に応えられるよう、質の高い学びの場を提供してまいります。

  

今後のセミナーのご案内

次回のステップアップに!Fixinベーシックセミナーを仙台で開催します

「これから本格的に骨折治療に取り組みたい」 「自己流ではなく、専門医のセオリーを基本から学び直して自信を持ちたい」 そんな志を持つ先生方に最適な、1Day実習プログラムをご用意いたしました。

今回は、日本小動物外科専門医である灰井康佑先生(とがさき動物病院 院長)を講師に迎えます。ロッキングプレート「Fixin」を用いた骨折治療の理論から、手技の具体的な手順まで、専門医ならではの視点で徹底解説。実践に即したノウハウを深く学べる内容です。

少人数制の実習形式により、疑問点はその場で解消。確かな手応えを持ち帰っていただける、密度の大変濃いワークショップとなります。東北エリアでの貴重な開催となりますので、ぜひこの機会にご参加ください。

■日時: 2026年3月18日(水)
■場所: 仙台国際センター(宮城県仙台市)
■講師: 灰井 康佑 先生(とがさき動物病院 院長 / 日本小動物外科専門医)
■定員: 20名(先着順)
■参加料: 70,000円(税込77,000円)

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