「Fixin変形矯正セミナー in 大阪」 レポート

Fixinの製造元であるIntrauma社主催の「Fixin Study Session 2018 in Osaka」が7月2日~3日に実施されました。

今回のテーマは今までとは一味違う「パテラ治療のための後肢変形矯正」。日本ではまだ開催例の少ないテーマになります。

Fixinシステムの開発者でもあるイタリア人獣医師のDr. Massimo Petazzoniに講師を務めていただき、テーブルインストラクターには、藤井寺動物病院・動物人工関節センターの是枝哲彰先生、日本語通訳には久保田朋子先生をお招きし、豪華なセミナーとなりました!

2日間のセミナーで、充実したたくさんの講義と5つの実習にご参加いただきました。

実習ではDr. Petazzoniのデモンストレーションの後に、3種類の骨モデルを使用して捻転変形矯正(脛骨・大腿骨)や、大腿骨遠位内反矯正脛骨回旋矯正脛骨粗面転位術などを3人1組で体験していただきました。

Dr. Petazzoniのお話を聞ける貴重な機会とあり、参加した先生方からは、これまでご経験された診察時の疑問等たくさんの質問が出ました。
1つ1つの質問にDr. Petazzoniが丁寧な解説をし、有意義なディスカッションの場となりました。

また、Dr. Petazzoniがこのセミナーのためだけに用意した100ページを超えるシラバスと、分かりやすい解説付き実習ハンドアウトは参加者全員にお持ち帰りいただき、さらにセミナー終了後にはDr. Petazzoniから修了証が授与されました。

丸2日間と長丁場でしたが、ご参加いただいた先生全員に満足していただける大変意義のあるセミナーとなりました!

キリカン洋行ではこのような獣医師向けセミナー・実習を年数回開催しております。

今後の開催時期はオンラインストア内でご案内させていただきます。ぜひチェックしてください!