創外固定ワークショップ「ハイブリット&サーキュラーコース(10月)」 レポート

東京・大阪の2都市で、創外固定ワークショップ【2days】を開催しました。

2014年にリニア創外固定ワークショップを実施して以来約10年ぶりの実施となり、両会場とも募集開始後すぐに満席となるほど大盛況でした。

今回のテーマは「ハイブリッド型およびサーキュラー型 創外固定による骨折治療」。

講師にはIMEX Veterinary CEOで獣医師のDr. Hall Griffin、北里大学獣医学部獣医学科 教授の左近允 巌先生、横浜青葉どうぶつ病院 院長の古田 健介先生にご登壇いただきました。
また、Dr.Hall Griffinの講義には直井 昌之先生(東京会場)と篠田 仁美先生(大阪会場)が通訳としてご協力くださいました。

1日目の午前中はDr.Griffinによる講義が行われ、午後から2日目にかけて左近允先生と古田先生による実習が続きました。実習では実際の症例に基づいて講師がどのように対処したかを学びながら手順を習得できる内容で、参加者の理解が深まりやすいプログラム構成となっていました。

講義では、創外固定器の歴史や器具、力学的な仕組みについて詳しく解説されました。特に、固定器具使用時の荷重分散のメカニズムや、器具の組み合わせによる強度の違いについての説明があり、フレーム構築の基礎知識が一層深まる内容でした。

実習では、実際の症例を題材に骨モデルを用いてフレーム構築を行いました。フレーム構築の手順を学ぶだけでなく、臨床での問題対処法や症例に基づいた応用テクニックも講じられ、大変好評でした。

最後には参加者自らが臨床を想定したフレーム構築を行う時間も設けられ、「自分ならどうするか」を考えながら取り組まれていました。

参加者の先生方からは、「実習の難易度が高く、大変勉強になった」、「講師の先生方の細かいアドバイスのおかげで、最後までやり遂げることができた」という声が多数寄せられました。講師の先生方から適宜アドバイスを受けられることも非常に好評でした。

 

今後のセミナーのご案内

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また、コングレス開催記念ワークショップも3月3日~5日に3日連続で開催予定で、Jan先生他2名に講師を務めていただきます。ぜひご参加ください!

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